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網入りガラスと、合せガラスと防災の話し2020.06.26

網入りガラスのお話し

 

 

こんにちは。マドリエ海老名のスーさんです。
今日は、網入りガラスについてお話しますね。

 

このように網がガラスの中に入っているガラスを見たことはありますか。
斜めであったり、碁盤目であったり、ガラスの中に針金のようなものが入っているガラスです。
網入りガラスとは、製造時に金網を入れたガラスのことで、
防火性、飛散防止効果があり、つまりは、熱で割れても飛散しないガラスとなります。

 

昨年の台風では、
「我が家は網が入った頑丈なガラスが入っているから大丈夫!!」なんて言葉もチラホラと聞かれました。

実は、こちらの網入りガラスと呼ばれているガラスですが、防災には強いガラスではございません。
網があることで、火災時にガラスが破損しても網がガラスの破片の落下を防ぎます。
割れたガラスに、金網があることで、大きな隙間がでないため火炎の侵入を最低限に防ぎます。

防火用に使われるガラスです。

法規上、定められた地域の箇所には防火ガラス使用が義務付けられています。

 

昨年の台風では、窓ガラスが割れないように対策をされた方も多いのではないでしょうか。
我が家も段ボールを貼って、台風19号に立ち向かい頑張りました。

大急ぎで緑のテープを買いに走り、窓際の荷物をどけて・・・と。
準備や、台風が去った後の片づけに結構、時間がかかってしまいました。

では、台風や地震などの災害対策として、防犯ガラスがお勧めです。

防犯ガラス(セキュオ)は、2枚のガラスの間に強靭な厚い中間膜やポリカーボネート板を
挟み込んだ合わせガラスです。

2枚のガラスが中間膜を挟んで協力に接着されているので、
飛来物などがガラスに当たった際に、貫通しない仕組みになっています。
この合わせガラスが、災害時や防犯に大きな効果を発揮します。