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型ガラスとすりガラス シルエットの見え方2022.11.09

和室の和障子を取り外し、内窓を型ガラス仕様にされた場合のトラブルです。

 

内窓には和紙調ガラスをご用意しておりますが、
あえて型ガラス仕様にされる客様がいらっしゃいます。

その際に交換した後でアレレ?と言われるのがガラス越しに見えるシルエットの違いです。

 

「今までは気にならなかった外からの視線や室内から見る景色?
シルエットがみえるようになった・・・」

和障子から型ガラスに変えた際に、
ガラス越しに見る物や景色、人の見え方の違いです。

 

勘違いされるのが『型ガラス』だと見えないので大丈夫だと思われる方がいらっしゃいます。

そこで見え方実験をしてみました。

 

 

■型4ミリガラス

視界をぼやかして遮ぎりながらも透明感があるため、なんとなく色・形がみえてしまいます。

型ガラスは、浴室や洗面・トイレなどのドアやサッシのガラスに使われれてます。
視界を遮るため通りに面した窓や人目が気になるところは光を取り入れつつ、視線を遮ることができる型ガラスです。

プライバシー対策にはカーテンやブラインドを取付けることをお勧め致します。

    

 

■ケシ3ミリガラス

白く半透明なガラスです。和障子などを和風なお部屋にマッチしますね。
型ガラスより視界を遮るのがご覧いただけます。

    

 

少し高価なガラス日本板硝子社のスペーシアはコチラ💁も見え方実験をしてみました。

■スペーシア不透明(ケシ)3ミリケシ+真空層+3ミリ透明ガラス

ガラスとガラスの間に約2.5ミリの真空層があり、断熱性能の高いガラスです。
断熱効果をさらに高めたいお客さまには、内窓+スペーシア硝子をお勧めします。
その際の型ガラスと言ったらこちらのケシガラスになります。

    

 

いかがでしょうか。

型ガラスは、ガラスの向こうが全く見えなくなるというわけではありません。
表面のでこぼこと遮光性=型ガラスの表面にある無数の凸凹が、家の中や別の部屋の様子を隠す事ができるため、
プライバシーを守る。表面の凸凹が、向こう側を見えづらくしています。
わずかに光を遮る効果があり、透明ガラスよりも柔らかい光を家の中に取り入れることが可能なガラスです。

スリガラスは、型ガラスよりも表面のでこぼこがより細かくなっているため、向こう側にある物や人は大まかなシルエットしか見えません。

よって外からの視線を遮りたい!!
今までの和障子に近く、あまり見えないのがスリガラスとなります。

和障子から内窓にする場合の参考になさってください。

 

 

↓↓↓
こちらのお客さまは、ガラスの見え方をご説明し、
内窓インプラスのガラスを和紙調ガラス仕様にされました。

 

■施工前

■施工後