雨戸の事2021.11.15
「雨戸」
呼んで字のごとく雨風からお家を守るための戸です。
実は世界的には日本やアジア圏のみに使われている「戸」です。
当時、ガラスの無かった日本ではお家の外と中の境界は障子でした。
そして、雨風や防犯を目的として、外側に木製の戸を配置したのが「雨戸」
雨戸には必ずセットになるのが戸袋
雨戸をしまう袋で「戸袋」ですね。
一本の溝を雨戸が走り、雨戸を開けた時はこの溝をスライドして、戸袋に雨戸は収まります。
雨が降り始めると、隣近所でガラガラと雨戸を閉める音がする。
長い縁側があって、何枚もの数の雨戸がある田舎のお家への憧れ。
なんとなく風情があって良いじゃあありませんか。
時は平安時代の頃。長い間、雨戸が家家を護ってきました。
昨今では、雨風を守るため、防犯もかねて、
雨戸のお家よりシャッターを付けるお家が増えていますね。
byスーさん
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