ハンドル空回りで操作不能の窓が1日で復活！
～修理困難な窓を、断熱性の高い最新窓へリフォーム～

こちらは2階洋室の施工完了後の写真です。
以前はオペレーターハンドルが空回りして開閉できず、テープで固定せざるを得なかったオーニング窓を、LIXILの取替窓「リプラス」へ交換いたしました。3段のガラスで構成されていた古い窓から、大きな1枚ガラスの「縦すべり出し窓（カムラッチハンドル仕様）」に変更したことで、視界がすっきりと広がり、気密性も格段に向上しています。既存のサッシ枠の上に新しい枠を被せる「カバー工法」を採用しているため、外壁を傷つけることなく、以前と同じオータムブラウン色で違和感なく美しく納まりました。

お客様のご要望

築26年のお住まいで、1階と2階にあるオーニング窓（ハンドルを回して複数のガラスが連動して開く窓）の調子が悪く困っていました。 1階は閉める際にきちっと閉まらず、2階はオペレーターハンドルが空回りして開閉そのものができない状態でした。当初は修理が可能かどうかのご相談でした。

お客様が弊社に決めた理由

当初は既存メーカー（TOSTEM）での部品交換修理をご希望でしたが、調査の結果、該当製品のハンドル等の部品が既に販売終了（廃盤）となっていることが判明しました。 無理に修理をするよりも、窓ごと交換した方が長期的にも安心であり、かつ今回は国の補助金「先進窓リノベ2025事業」を活用することで、コストを抑えつつ高性能な窓にグレードアップできる点にご納得いただき、ご依頼いただきました。

ポイント

・部品廃盤への対応
　修理部品が入手不可となっていた「NCVオペラ オーニング窓」を、LIXILの取替窓「リプラス」を用いて交換しました。
・操作性の改善
　複雑な機構のオーニング窓から、シンプルで気密性の高い「縦すべり出し窓（カムラッチハンドル）」に変更し、スムーズな開閉を実現しました。
・断熱性能アップ
　ガラスには「Low-E複層ガラス（アルゴンガス入り）」を採用。窓の断熱グレードは「Aグレード」となり、快適性が向上しました。
・補助金の活用
　「先進窓リノベ2025事業」の対象工事となり、2箇所合計で116,000円の補助金が見込まれ、実質負担額を大幅に軽減できました。

使用素材

・LIXIL 取替窓 リプラス（汎用カバーモール・浴室/居室用）
・窓種：縦すべり出し窓（カムラッチハンドル仕様）
・ガラス：Low-E複層ガラス（透明3mm-A16-クリア3mm・アルゴンガス入り）
・カラー：オータムブラウン
・網戸：横引きロール網戸

お客様の声

ハンドルが空回りして窓が閉まりきらない状態だったため、防犯面でもご不安な日々を過ごされていたことと思います。リフォームによってしっかり閉まるようになり、その不安も解消されました。当初は修理か交換かで検討されていましたが、古い窓を無理に直すよりも、補助金を活用して新品へ交換したことで、費用を抑えながら断熱性・防犯性を向上させることができました。

施工概要